ニキビイメージ

ニキビを改善させるために

思春期にニキビが出来やすいのは、成長ホルモンが影響しているというのは耳にされたことがあるかと思います。
私の場合は、フェイス部分の皮脂分泌量の特に多いと言われているTソーン辺りの毛穴に、皮脂などの汚れが詰まってしまって角栓が多くできていました。
もっともニキビの出来やすいと言われる中学生や高校生の時期には、ほとんどトラブル知らずでしたので大学に入ってから急に出来始め戸惑いました。
特におでこに赤いニキビが出来ることが多く、沈静化された後もポツポツと毛穴が目立ったので、これがいわゆるニキビ痕で一生このままなのか、と思いましたが毛穴に皮脂が詰まって角栓となっているだけでした。
自分で潰したりしてクレーターのようになってしまうのは恐怖でしたので、自分でどうにかしようとせず皮膚科に通うことにしました。
抗生物質などは効果的ですが、一時的によくなっても服用を止めた途端にまたすぐに中にこもっているものが出てきてしまうということでしたので、漢方薬とビタミンCなどを処方してもらいました。
また、治療方法の一つとしてイオウローションを皮膚科で処方してもらい、自宅でもケアするようにしておりました。
イオウが配合されたローションは、昔から多くの皮膚科で処方されてきている外用薬ですが、ニキビに効果的であるイオウと、アクネ菌やブドウ球菌などの雑菌作用のある抗生物質が含まれているローションのことです。
ローションの見た目は黄色っぽい色をしており、放置していると沈殿して2層に分かれてしまいますので使用する際はよく振って、綿棒などを使って患部へ塗っていくようにしました。
皮膚の外側から塗布するイオウには、アクネ菌を殺菌する作用があるとされており、角質を柔らかくすることによってコメドを出しやすくなるという効果を期待できるのです。
そのため、初期段階で毛穴に詰まった角栓によって炎症を起こしてしまいそうな部分に塗布すると角栓が外に出てきやすくなり効果的なのです。
このような毛穴の詰まりを取り除き、お風呂で湯船に使って、たっぷりと汗をかいて老廃物を排出しデトックスをするのがおすすめです。
リラックスできる香りをお風呂で楽しみながら、半身浴をするとよいかもしれません。
イオウには乾燥させる作用があるため、広範囲に塗布すると皮膚が乾燥によって赤くなってしまう可能性があります。
使用する際は、患部にピンポイントで塗布できるように綿棒などを使うことがおすすめです。

Copyright(C) 2013 大人にきび.com All Rights Reserved.