ニキビイメージ

大人ニキビの原因と根本ケア

大人にきびは、「同じ場所に繰り返しできる」。
そして「主にUゾーン(頬〜顎まわり)にできる」ことが主な特徴です。
大人にきびができてしまう原因は、紫外線ダメージやストレス、生活環境、睡眠不足などで肌のターンオーバーが乱れるため、肌の細胞が未熟な状態になってしまい、バリア機能も低下してしまいます。
バリア機能の低下した肌は、外界から肌を守ろうと皮膚を厚くしてしまいます。
角層肥厚により毛穴はつまりやすくなり、それによって毛穴にアクネ菌が繁殖し炎症を起こしてしまいます。
角層肥厚はにきびの原因となるだけでなく、肌のごわつき、ざらつき等にも繋がり、メイクのノリも悪く感じてしまいます。
何度も繰り返してしまう大人ニキビを改善するには、肌表面の厚くなった古い角質を取り去り、毛穴を詰まらせないケアをすることが大切です。
にきびケアのスキンケア化粧品は多くありますが、一番のカギとなるのは実は「洗顔」です。
洗顔で毛穴の汚れや古い角質をしっかりと取り除くことが大切です。
成分としては、皮膚を和らげてくれる成分やタンパク質(古い角質)を分解してくれるようなパパイン酵素が入っているものが効果的になります。
角質ケアのプラスのスキンケアとして、ピーリングパックもとてもお勧めできます。
ピーリングパックは肌表面の不要な古い角質を取り除いてくれます。
いろんなタイプがありますが、ピーリング剤を肌に塗り古い角質を溶かす方法や、肌の上でピーリング剤をクルクルと滑らせるようにして絡め取るような方法もあります。
できれば日を空けながら定期的に行う方が良いです。
そして、にきび肌のスキンケアは、できれば油分の入っていないお手入れが良いです。
過剰な油分は、にきびができてしまう原因にもなってしまうからです。
肌にとって必要なケアは油分ではなく水分を補うケアです。
油分は自分でも皮脂を出す事ができるので、それで十分なのです。
にきびケアのスキンケアの多くは炎症を抑えてくれるような成分が入っていますが、抗炎症成分を補うことで出来てしまったニキビの改善につながります。
「古い角質(角層肥厚)」のケアと「抗炎症成分」で今あるニキビをケアしながら、新たにニキビができにくい肌へと導く事が出来ます。
大人にきびにはサイクルがあるので、この二つのケアを徹底することでニキビのサイクルを断ち切り、根本から改善していくことができます。
生活習慣やストレス、睡眠不足等の環境改善をして、ターンオーバーの乱れにくい状態にすることもとても大切ですが、改善したくても難しいことも多いので、まずはできることから少しずつ改善していくと良いでしょう。

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